- こうよう
- I
こうよう【公用】(1)官庁・公共団体の職務上の用事。 また, 勤務先の用事。 公務。
「~で出張する」
(2)公共のことに用いること。 政府・公共団体の使用に供すること。 また, その物。「民間の建物を~にあてる」
⇔ 私用IIこうよう【功用】実際に役に立つこと。 はたらき。IIIこうよう【効用】(1)ききめ。 効能。「薬の~」
(2)使い道。「鉄の~は大きい」
(3)〔経〕 財やサービスが消費者の欲望を満足させる度合。→ 限界効用IVこうよう【孝養】親に孝行して養うこと。V「~を尽くす」「父母の許(モト)に~して/蜃中楼(柳浪)」
こうよう【後葉】(1)後代。 子孫。「八代の~」
(2)脳下垂体の後部。VIこうよう【斯様】〔「かくやう」の転〕このよう。 こういう。VII「この~にもの持てくる人に/土左」
こうよう【潢洋】(海・川・湖などが)深くて広いさま。VIII「~たる蒼海/草枕(漱石)」
こうよう【紅葉】⇒ 尾崎紅葉IXこうよう【紅葉】秋, 落葉に先だって葉が紅色に変わる現象。 葉柄の基部に離層が形成されて, 移動できない糖類が赤色のアントシアンに変わるために起こる。 カエデ属に特に著しい。X「全山~する」
こうよう【綱要】おおもととなる大切なところ。 多く著作の題に用いられる。XI「経済学~」「キリスト教~」
こうよう【行用】(1)「行使(コウシ)」に同じ。(2)銀行の用務。XIIこうよう【高揚・昂揚】(精神や気分などが)高まること。 また, 高めること。XIII「感情が~する」
こうよう【黄葉】秋, 落葉に先だって葉が黄色に変わる現象。 クロロフィルが分解し, 残っている黄色のカロチノイド色素が目立つために起こる。 イチョウなどに著しい。
Japanese explanatory dictionaries. 2013.